美容院に男性客を呼び込む

全国の美容院の数は20万軒以上。コンビニの4倍以上です。この状況で競争は加速していくばかり。新たに男性客を呼び込むことのメリット、デメリットそして男性客と長く付き合っていくコツをご紹介します。

メリット

回転が早い

基本的にショートヘアが多いのでシャンプーの時間や乾かす時間が比較的早いです。

周期が短い

ショートヘアを保ちたい人や、サラリーマンは清潔感が大事なので早い周期で定期的に来店される方が多いです。

オプションで育毛メニュー

薄毛や、ボリュームに悩む方も多いので、ヘッドスパや頭皮ケアのメニューで単価も少しプラスすることができます。

お店をコロコロ変えない

男性は一つ気に入ったお店が出来ると女性に比べて、ずっと来店する傾向があります。

 

デメリット

来店が土日に偏る

どうしても会社員の方が多く、休みの土日に来店することが多いです。頭を使って予約枠を作らなければ集客が効率よくできません。

単価が低い

カットがメインで、カラーやパーマをする方は女性に比べ少ないため基本的な単価は低めです。ですが、来店周期の早さを考えると……。

店内の男女比

男性は女性が多いと、女性は男性が多いと、入りにくくなるのが正直なところです。フロアを区別したりするなど、男女どちらも入りやすいお店作りが必要となるでしょう。

男性客と長く付き合うには

メリットとデメリットを紹介したところで、来店していただいた男性のお客様がいかに長く付き合ってもらえるかが次のミッションとなります。以下にまとめました。

技術

スピーディな施術

仕事の途中、仕事前、帰宅前など男性は短い時間中に散髪を終えたい方も多いです。したがって「いかに短い時間で良い仕上がり」に出来るかが大きな課題となってきます。

数ミリの差に気を配る

バリカンを使用することも多いショートヘアで、いつも同じスタイルにしていると数ミリの誤差でも気づくお客様は多くいらっしゃいます。しっかりカルテで記録をレポートしておきましょう。

オンとオフで変化のある髪型に

仕事の日はスーツに合うビジネススタイル、休みの日はカジュアルに見えるオフスタイルをセパレートできる髪型は、気持ちにもメリハリがつけられるので喜ばれます。

接客

覚えているという安心感

髪型や会話内容などをしっかりと記録しておくことで、あなたのことを覚えていますよと言う接客で安心させることができます。

悩みを解消する

男性は的確なアドバイスを求めるお客様が多いので、中途半端に濁すことなくハッキリと伝えることで信頼関係が生まれます。

会話よりリラックス

もちろん全員ではありませんが、女性に比べ会話は控えめでリラックスして過ごしたい、うたたねしたいといった方も多いのでお客様の意向をくみ取って施術しましょう。

男性客を呼び込むメリットは多い

いかがでしたでしょうか。メリットデメリットはあれど、男性客を呼び込むことに損はないと思います。お店でどう工夫していくかで可能性は無限大ですので是非取り組んでみてはいかがでしょうか。

 

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